INTERVIEW
Y.T
保全部門 2017年入社 本社工場 保全課 設備係 足利工業大学(現 足利大学)附属高等学校 機械科 卒業仕事内容
私たちの仕事は、工場内にある機械の予知予防保全。こう言ってしまうと簡単に聞こえるかもしれませんが、工場内にはもの凄い数・種類の機械があります。数を数えたことはありませんが、機械の情報が書かれたファイルはかなりの分厚さ。様々な機械に対応するため、ガス溶接や天井クレーン操作など幅広い技術が求められます。身につける知識・習得する技術など、覚えることは多いですが、確実に自分の身となる仕事です。
仕事の辛いところ
辛いのは工場内の環境。暑い・暗い・狭い。高所作業もあるため、高所恐怖症の人にはキツイかもしれません。あと、ホコリやグリス、汗などの汚れ。作業着の洗濯は家で他の洗濯物と一緒にしたくないので、工場内にある洗濯機を使っています。この高校球児みたいに汚れる環境さえ受け入れてしまえば、あまり辛いと思うことはないですね。校庭で部活をしていたような、汚れるのに抵抗がない人なら苦にならないかもしれません。
仕事の面白いところ
面白いところは、やればやるだけ技術が身につくところ。やったことのない修理を任せてもらうときなど、かなり緊張しますが、やり遂げた達成感は凄いです。正直「失敗したらどうしよう」という不安がないわけじゃありません。でも、先輩が常に近くにいて質問できる環境。思いきって初めてのことにも挑戦できます。出来なかったことが出来るようになる、新しいことが出来るようになる。それが面白いから、この仕事を続けていると思います。
これから身につけたいコト
油圧回路について知識を身につけたいなと思っています。配管から油が漏れていたときなどの修理に必要な知識です。「電磁弁の交換」をすべきなのか、「油圧のシリンダーの交換」をすべきなのか。回路図を見て「この症状がでているから、この部分の修理が必要だ」…と、瞬時に判断できるようになりたいですね。今、この分野を得意な人がいないので、自分が知識を身につけたら皆の役に立てるかな…なんて思っています。
入社後は
入社したら、まずは2ヶ月間の研修。そのうち1ヵ月は現場を回って、様々な工程に軽く触れていきます。新人皆がビックリするのが工場の環境。「炉のそばってこんなに暑いのか」「工場の中って意外と暗い」「ホコリとグリスと汗で、すごい汚れる!」…と、軽くカルチャーショック。でもそこを乗り越えれば「意外と若い人が多い」「上司も話しやすい」…と、良いところが見えてきましたね。
東京鉄鋼に入社した理由
就職活動の時期、ハッキリ言って鉄筋には興味ありませんでした。興味があったのは機械いじり。プライベートで車やバイクをいじったりしていました。だから結果的に機械の修理をする今の部署は自分に合っているし、入社して良かったと思います。もし今「別に鉄筋をつくりたいわけじゃない」と考えている学生さんも、意外と東京鉄鋼でピッタリの仕事があるかもしれません。きっと自分に合った部署が見つかると思いますよ。
所属する部署の特徴
9人のメンバーで定期的なメンテナンスを進めながら、突発的なトラブルにも対応しています。覚えることが多くて大変な面もありますが、話しかけやすい上司や先輩が一緒に作業してくれるので、安心感があります。うちは10代~20代の若い人が多い班。新人でも気負わずに質問や相談ができると思います。私は今入社4年目ですが、3年間続けてこられたのは、班の人たちの人柄のおかげです。
1-day schedule
3交替制で1 直・2 直・3 直のシフトがあります。
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1直
- ※保全課・常駐職場のスケジュール例です
- 8:30
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始業
・今日の作業の打ち合わせ
・指差呼称
(安全確認の目的で、指差しを行い、声に出して確認します) - 9:00
- 2~3人のグループに分かれて作業開始
- 12:00
- お昼休み
- 13:00
- 修理・整備作業
- 16:30
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終業
一般的な会社より早く帰宅できます。
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