INTERVIEW
R.H
圧延部門 2017年入社 八戸工場 製造一課 誘導 十和田工業高等学校 機械エネルギー科 卒業仕事内容
私は圧延部門に所属していますが、その中でも圧延に使用する機械の整備を担当しています。圧延は、鉄筋をつくる仕上げの工程。ビレットと呼ばれる熱い鉄の塊を、鉄筋の形にするために機械を使って伸ばし、規格に適した太さや長さにしていきます。その機械はスタンドと呼ばれ、私は主にこのスタンドを整備しているんです。私たちが整備を行うことで、圧延の工程を滞りなくつなぐことができる。大事な役割だと思います。
所属する部署の特徴
同じ年に入社した同期が八戸工場内に8人、圧延部門内では自分1人になります。ただ、チーム内だと一番年の近い先輩でも7つ年上。やっぱり最初は緊張しました。でもみんな結構優しいというか、話しかけてくれるし、話を聞いてくれる。気づかっていただいているなと感じます。年上の方が多いですけど、気軽な雑談も多くて、年の近い先輩方とは趣味の話をしています。今では気負わず話せるようになりました。
仕事の辛いところ
整備作業では、一度機械をばらして組みなおす…ということを行います。スタンドのなかにロールというものが入っているのですが、複数のスタンドを組み合わせてロールが回転することで鉄筋を徐々に伸ばしていき、最後のロールで鉄筋にらせん状のネジ山ができるんです。辛いのは、ばらして組みなおした後にロールが回らなくなっていたとき。もう一度分解して何がダメなのか調べるんですけど、時間がかかると焦るし、暑い中作業していると集中力が途切れることも…。これが辛いところですね。
仕事の面白いところ
どうすれば作業がうまくいくか、早くなるかを知ったときに、仕事が面白いと感じます。スタンドをばらして組みなおす作業で、先輩たちから「こうしたら早く組み立てられる」「早く分解できるポイントはココ」と、色々ノウハウを教わるんです。そうすると、自分でもビックリするほど作業が早くなりました。コツを理解すれば、スピードも変わる。それを体感する瞬間が、面白いです。
東京鉄鋼に入社した理由
高校時代の就活は、かなり悩んでいました。いろんな会社を見てみたんですけど、「ここだ!」という決め手もなくて。どうしていいのかわからなくなっているときに、部活の顧問の先生が「ここいいんじゃない?」って勧めてくれたんです。かなり信頼していた先生だったので「先生が言うなら…」と見に行ったら結構良さそうな会社で。そのまま入社して、入社したら良い会社だなって。信頼できる大人に相談するのもありだと思います。
入社前と今の自分で変わったこと
入社前と比べて、すごく考えるようになりました。どう作業したら早くできるかとか、段取りや機械の仕組みとか。頭を使う仕事が多いので、自然と。昔より頭の回転が速くなったんじゃないかな…なんて思います。それから資格も増えました。クレーンの免許は、圧延部門なら最初にみんな取りに行きます。それからガス溶接とアーク溶接。これも基本使うので、入社後に取得しました。できることが増えるのは楽しいですよ。
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