INTERVIEW
H.Y
保全部門 2015年入社 本社工場 保全課 設備係 下館工業高等学校 機械科 卒業保全課・設備係の役割
工場内の機械設備の保守整備を行うのが私たちの役割。機械に何かあれば工場内の生産がストップしてしまいますから、私たちの仕事には丁寧な作業や技術の向上が欠かせません。定期的なメンテナンスを計画して実施するのはもちろん、何か機械にトラブルがあれば、私たちのところに連絡が入ります。工場が安定して鉄筋を製造していくための、縁の下の力持ちといった存在です。
仕事内容
鉄筋を造る工程には様々な機械が用いられますが、その修理を行うのが私たち。たとえば鉄筋をつくるためには、まず原料となるスクラップを炉で溶かしていきます。この炉には、機械を冷やすために水を通すパイプがあるのですが、水漏れの修理なども行います。溶接を行い、試運転で問題がないかを確かめ、機械を稼働。鉄筋をつくるためのあらゆる機械をメンテナンスするので、様々な修理技術を身につけていける環境です。
仕事の辛いところ
この仕事の辛いところを聞かれると、思いつくのは環境面ですね。工場内のあらゆる機械を修理していきますから、作業は暑い場所でも汚れた場所でも行います。夏場は特に気温が高く、正直慣れるまでは大変でしたね。スクラップを溶かす炉の修繕も行いますが、炉には稼働していたときの熱が残っているんです。汗もだらだらかきますし、熱中症にならないよう水分補給には気をつけています。慣れるまではこれが何より大変ですね。
仕事の面白いところ
私が感じるこの仕事の面白さは、努力しただけ結果が出るところです。自分が修理をしたことで、機械が無事に稼働できる。手を動かした分だけ、技術が身につくのを実感する。溶接や高所作業などの、目に見える資格も取得できる。最初は先輩に指示されるだけだったのが、だんだんと自分の頭で考えて作業ができるようになると、どんどん仕事が面白くなっていくんです。一日一日の作業を大切にして、技術を磨いています。
先輩として
私も先輩にたくさん教わってきたので、後輩にはいろんなことを教えてあげたいです。ただ入社してすぐは「何がわからないのかわからない」という状態だと思います。私からも「何かわからないことある?」と声をかけるとは思いますが、まずは質問を思いつくことが大変。私自身、質問した数だけ成長できたと思うので、ぜひ「なにがわからないんだろう」と考えることからはじめてみてください。
所属する部署の特徴
うちの班は9人というメンバー構成。年の近い先輩が多くてフランクな雰囲気だと思います。大規模な修理は全員でやりますが、だいたい3班にわかれて作業にあたっています。必ず上司や先輩がそばにいるので、安心してください。最初は先輩の道具をだすことからはじめて「この修理のときは、この道具を使うのか」と把握しながら、作業を見たり教えてもらったりして、少しずつ仕事を覚えていきましょう。
東京鉄鋼を選んだ理由
機械の修理をする仕事だと、担任の先生から聞いて面接を受けに行きました。特に他の企業と比べるということもなかったですし、悩まずに決めました。だからこれを読んでいる学生さんが参考にならなかったら、ごめんなさい。アドバイスするとしたら、工場の見学には行った方がいいよってことですね。私はわりと大丈夫でしたけど、超キレイ好きな人だと工場内の暑さやホコリが受け入れられないかもしれないので。確認は大事です。
1-day schedule
3交替制で1 直・2 直・3 直のシフトがあります。
-
1直
- ※保全課・常駐職場のスケジュール例です
- 8:30
-
始業
・今日の作業の打ち合わせ
・指差呼称
(安全確認の目的で、指差しを行い、声に出して確認します) - 9:00
- 2~3人のグループに分かれて作業開始
- 12:00
- お昼休み
- 13:00
- 修理・整備作業
- 16:30
-
終業
一般的な会社より早く帰宅できます。
other INTERVIEW
他のインタビューを見る