Loading...
M.U

INTERVIEW

M.U

製鋼部門 2010年入社 本社工場 製鋼課 原料係 副作業長 栃木農業高等学校 生物工学科 卒業

どのような部署ですか?

私の所属する製鋼課原料係は、製品の原料であるスクラップの受け入れと置き場管理を行っています。私たちが丁寧に原料の管理をしなければ、原料の成分比率を正確に把握できず、結果として良質な鉄鋼が造れなくなってしまいます。製造工程に支障をきたさないために、欠かせない役割を担っているのが、私たち製鋼課原料係です。

仕事内容

鉄筋の原料であるスクラップは、相当な重量があります。その移動や管理をする私たちは、ダンプカーやフォークリフト、天井クレーンなど、様々な重機を使用する必要があるんです。また、スクラップには質の良いものとそうでないものがありますから、ランク付けをして分類をします。業者から納入されるスクラップの質や状態は、毎日まるで違うので、最初の研修で基礎知識を身につけた後は、現場で経験を積んで見極める目を養っていきます。

M.U

仕事の辛いところ

忙しい時期には、スクラップを納入するためのトレーラーが、1日に約100台ほど工場にやってきます。続々と到着するトレーラーをさばくわけですから、辛いのは作業の終わりが中々見えないところです。救いはチームでの作業だというところ。声をかけあって励ましあって進めていけるので、やり遂げることができています。もし自分ひとりだったら、途中で投げ出していたかもしれません。

仕事の面白いところ

この仕事の面白いところは、資格が増えていくことです。様々な重機の免許やスクラップのランク付けをする検収員としての社内認定など、資格という形で目に見えて出来ることが増えていくので、やりがいがあります。資格をとったら新しい作業に挑戦できますし、周囲からも資格取得を喜んでもらえますから、やっぱり嬉しいですよ。重機に乗るのも、乗用車とはまるで違う感覚なので楽しめる人は多いと思います。

M.U

あなたの役割は

原料係は2班にわかれているのですが、私は副作業長として、ひとつの班を任されています。私の役割は、円滑に作業をするための適切な人員配置と、事故を未然に防ぐための注意喚起。スクラップと一言で言っても、1つの塊が100キロを超えるものもあり、気のゆるみが大きな事故へとつながります。班員の安全を守ることが、私の何よりも大切な役割です。

上司として心がけていること

班のメンバーには年齢に関係なく、平等に接することを心がけています。というのも、上司や先輩が怖かったら、報告や連絡、相談がしづらくなってしまう。そうすると、チームが機能しなくなり、ミスや事故につながります。そうならないためにも、相談しやすいフランクな関係性づくりが大切。気さくなメンバーばかりなので、班の雰囲気は良いですね。

M.U

所属する部署の特徴

製鋼課原料係は、18歳から62歳まで幅広い年代がそろう部署。特に18歳から28歳までの若い世代が多く、気負わずに質問や相談ができる仲だと思います。休憩時間は世間話をよくしますが、私なんかはゲーム好きな後輩たちと、よくゲームの話で盛り上がっています。一緒に対戦なんかもするんですよ。わいわいフランクな雰囲気の部署だと思います。

学生さんに一言

実は私、東京鉄鋼に入社した決め手はお給料が良かったから。あまり深く考えずに入社してしまったので、学生の皆さんの参考にならなかったらすみません。ただ、実際に働いてみてここを選んで良かったと感じます。様々な資格免許を取得させてもらえるので自分の成長を実感しやすかったですし、大変なことがあっても仲間と励まし合って乗り越えていける。働き甲斐のある職場です。

M.U
M.U