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R.M

INTERVIEW

R.M

製鋼部門 2017年入社 本社工場 製鋼課 電気炉係 小山南高等学校 スポーツ科 卒業

仕事内容

私は製鋼課の中でも「炉前」と呼ばれる班に所属しています。原料のスクラップを電気炉で溶解する工程を担う班です。作業は「カッティング」「操作盤」「傾動」の3種類あり、交代で担当。「カッティング」は、「湯」と呼ばれる溶けたスクラップに、ランスパイプという道具で酸素を吹き込みます。「操作盤」は湯の成分を確認し、カッティング担当に何を吹き込むか指示。「傾動」は、高精度な成分調整のために炉の湯を取鍋に注ぐ作業です。

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仕事の辛いところ

溶けたスクラップに酸素を吹き込むランスパイプ。パイプの中には酸素が流れているのですが、かなりの重量です。最初は両手でないと持ち上げられなかったですし、しばらく筋肉痛が続きました。私は2ヶ月くらい経ってようやく片手で持ち上げられるように。あと辛いのは暑さです。操作盤の部屋にはエアコンがありますが、カッティングや傾動は電気炉のすぐそばでの作業。夏はとにかく水分補給をして、熱中症にならないように気をつけています。

仕事の面白いところ

「操作盤」は、みんなが面白いと言う作業。溶けたスクラップに含まれる酸素と炭素の量を整える、重要な作業です。溶けたスクラップからバチバチと強い火花があがれば、炭素が多く含まれている状態。多すぎれば酸素を吹き込んでもらい、炭素の含有量を下げます。かといって酸素が多すぎても別工程の班が困ってしまうので、丁度良い塩梅にしなければいけません。制限時間もあるので焦りますが、完遂できると面白いです。

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先輩として

新入社員のころは、業務に関して何もわからない状態でした。不安もありましたが、毎日話しかけてくれ、色々教えてくれる先輩がいたので、成長してこられたと思います。だから私も、後輩が理解して出来るようになるまで何度でも教えたいです。私自身、操作盤の作業は最近任せてもらえるようになったばかり。後輩に教えられるよう、しっかり習得したいと思います。

入社後のギャップ

炉前の作業は暑いと入社前から言われていたのですが、実際に体験して驚きました。私は高校時代カヌー部だったので、毎日強い日差しに照らされ、暑さには強いつもりでしたが想像を超えていました。暑さの種類がちょっと違います。夏場は熱中症の危険があるので、慣れても気を抜かない方が良いです。更衣室や操作盤の部屋など、エアコンのある涼しい場所もありますので、休憩をとりつつ頑張りましょう。

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東京鉄鋼に入社した理由

私は就職先を選ぶ際、3つの会社から東京鉄鋼を選びました。比較する基準としては「自宅からの距離」「会社の安定性」「労働組合があるか」「基本給」「仕事内容」ですね。総合的に見て東京鉄鋼が一番イイと、面接を受けに行きました。もし就職活動で悩んだら、他と比べたり、何がゆずれないか考えてみたりすると良いと思います。人によって決め手は違うと思いますが、参考になったら嬉しいです。

所属する部署の特徴

うちの班は作業長を含めて6人。若手は22歳の私と、2つ年下の後輩、中途入社の25歳。3人の先輩や上司は30~40代。少し年が離れていますが、みんな明るくて話しかけやすいです。質問すれば教えてくれますし、私が理解するのが遅くても、怒ったりしません。ちゃんと理解するまで教えてくれるので、怖くて聞けないとか、そういうことはなかったです。年の離れた人と接するのは緊張するかもしれませんが、絶対慣れます。安心してください。

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1-day schedule

3交替制で1 直・2 直・3 直のシフトがあります。

  • 1直

    7:30
    始業
    片付け、掃除、操業中には出来ない所の整理やメンテナンスなどをします。1直はそれほど忙しくはありません。
    15:30
    終業
    1直は明るい時間に退社。交替制なので、基本、残業はありません。
  • 2直

    15:30
    始業
    操業準備、各設備の点検、重要な場所の清掃。これらが終了後に食事も摂ります。
    操業開始。
    23:30
    終業
    日付が変わる前に退社。
  • 3直

    23:30
    始業
    3直はフル操業なので忙しいですが、日中よりは涼しいですね。

    操業終了。
    後片付けと掃除をします。

    7:30
    終業
    朝、退社。仕事に慣れてきて元気だとこのまま友達と遊ぶことも。
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