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S.I

INTERVIEW

S.I

製鋼部門 2017年入社 八戸工場 製造一課 製鋼 八戸工業高等学校 材料技術科 卒業

仕事内容

製鋼部門では鉄スクラップを溶かして精錬を行います。総量80トンの鉄スクラップを4回に分けて電気炉に入れて溶かすのですが、投入と同時に大きな炎があがり、結構な迫力です。私たちの作業自体は、この鉄スクラップ投入が終わった後ではじまります。溶けた鉄に酸素や炭粉を入れて、成分を調整するんです。ここでの調整が良い製品をつくれるかどうか、大事なポイントとなります。

私のモチベーション

もともと私はショベルカーなどの重機が好きでした。製鋼部門でも重機やクレーンなどを運転する機会が多いので、やりがいを感じています。ショベルカーはどのようなシーンで使うかというと、鉄スクラップを溶かす際、不純物がスラグ(溶岩のようなもの)として発生します。スラグは電気炉を傾動し炉外に流出させます。それをショベルカーですくってダンプに積み込み捨てて…といった作業を行います。重機の免許が増えていくのも、自分の成長を感じられて楽しいです。

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仕事の辛いところ

暑いです。とにかく暑い。でもずっと炉の前にいるわけではありません。班によって休憩のタイミングは違いますが、一息つける時間はあるので安心してください。たとえばスクラップを電気炉に入れる間は、エアコンの効いた部屋で休めます。ただ私の場合、慣れないうちは、休憩と作業の切り替えがうまくできなくてきつかったですね。最初は緊張して気がはっていたので。今ではリラックスして休憩することができています。

仕事の面白いところ

私は今、製鋼部門の各工程を学び、最後のプロセスを教えてもらっているところです。他の工程で学んできたものを活かせる部分なので、今仕事がとても楽しいです。成分の調整を担当するのですが、電気炉で温度をあげながら成分調整をします。約1620度と、かなり高い温度なんですよ。指定の温度になったところで、ちょうど成分も良い塩梅になるように作業をしています。難しいのですが、上手くいくと達成感があって、楽しいと感じます。

S.I

東京鉄鋼に入社した理由

もともと八戸市で就職を考えていたので、市内の会社をいろいろ調べていました。そのなかでも東京鉄鋼は工場見学で「良い会社だな」という印象があり、それが入社の決め手でした。正直言って学生時代は「工場で働いている人たちは、ヤンチャな怖い人なのかな」と想像していました。実際に入社してみると、想像と違って「意外」といったら怒られるかもしれませんが、優しい人ばかりでしたね。

学生さんに一言

操業中は騒音がすごくて、耳栓をすることもあります。だから、教える側の先輩たちは、声が届くように叫んで伝えることがあります。どうか、「怒鳴られた」と誤解しないでください。注意が伝わらないと危険もあるし、教える方も必死。私も後輩が3人いるのですが、教えるって本当に難しいです。こう教えたら理解してもらえた…と、自分なりに試行錯誤して伝えています。

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1-day schedule

3交替制で1 直・2 直・3 直のシフトがあります。

  • 1直

    4:30
    起床 朝食後、出勤
    7:00
    始業、勤務
    15:00
    終業、会社のお風呂で汗を流す
    16:00 - 17:30
    スポーツジムで筋トレ
    18:00
    帰宅、夕食・自由時間
    21:00
    就寝
  • 2直

    9:30
    起床 朝食・自由時間
    12:30 - 13:30
    スポーツジムで筋トレ
    15:00
    始業、勤務
    23:00
    終業、会社のお風呂で汗を流す
    0:00
    帰宅
    1:00
    就寝
  • 3直

    18:00
    起床 朝食・自由時間
    20:30 - 21:30
    スポーツジムで筋トレ
    23:00
    始業、勤務
    7:00
    終業、会社のお風呂で汗を流す
    8:00
    帰宅
    9:00
    就寝
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