技術を図面へ
K.I
職種:
営業部 技術営業二課
入社:
2015年4月
出身:
千葉工業大学 工学部 建築都市環境学科
技術を設計図へ
営業部は、もともとは営業部と技術部に分かれていた部署。今は営業部出身と技術部出身がタッグを組んで、同じゼネコンを担当しています。ゆくゆくはお互いの仕事の幅を広げていこうと、情報交換や勉強会を進めているところです。私はもともと技術部出身。ゼネコンの設計部に東京鉄鋼の製品をご提案し、設計図に組み込んでもらう営業を主に担当しています。単に製品を売るのではなく、技術的な話をしながら、建設現場の課題も解決していきます。
現場の負担を軽くする
鉄筋コンクリート造では、梁を柱に定着させるために梁内部の鉄筋端部を折り曲げています。大きな建物であるほど鉄筋の本数も増え、密度が上がって折り曲げた鉄筋を配筋することが困難に。そこで活躍するのが当社のプレートナット。これを鉄筋端部にねじ込むと、折り曲げずに直線定着できるんです。ゼネコン設計部と事前に話をし、製品の使用に必要な柱の強度を確保するなど、設計図を調整してもらいます。建設現場のスムーズな進行にも一役買っているんです。
日本のランドマークを支える
私たちが担当する物件は主に高層建築。今までの製品納入先には、東京のランドマークになるような高層建築物がいくつも含まれています。というのも、高い建物であればあるほど当社の製品が活躍するからです。建物が高いほど支えるための鉄筋は太くなり、鉄筋同士を繋げるのに高い技術が必要となっていましたが、それを解決したのが当社製品のネジテツコンと機械式継手。ですから大型物件を受注することも多く、完成した際の迫力や製品の納入数は段違いです。
就活生のみなさんへ
「建築関係の仕事に就きたい」と思っている人に、「建材メーカーもいいよ」ということを伝えたいですね。私自身、大学で建築の勉強をしていたので建築関係の仕事を探していましたが、最初はゼネコンや設計事務所しか思い浮かばなくて。大学の企業説明会で東京鉄鋼と出会い、建材メーカーでも建築に深く携われると知りました。しかも働き方も、ちゃんと週2日休めて、ほとんど残業もなし。きちんと息抜きができる環境です。