技術品質を守る
K.T
職種:
品質保証部 品質保証三課 主任
入社:
2014年4月
出身:
成蹊大学 法学部 法律学科
モノづくりの質を守る仕事
入社後3年間、品質保証部の検査員として製品の強度を調べていました。実験で鉄筋が破断するまで負荷をかけ、どれくらいの数値で破断するのか、その数値が規定をクリアしているのか確認します。現在は事務スタッフへとポジションが変わり、検査員のサポートやOEM先の管理、お客様からのお問い合わせ対応や契約書の取り交わしなどを行うように。どちらの業務も東京鉄鋼の品質を守るのに、欠かせない役割です。
専門家に応えていく
品質保証部は幅広い製品について学びます。東京鉄鋼は「鉄鋼だけ」と思われがちですが、実はモルタル、グラウト、エポキシ有機材など、幅広く扱っているんです。JISなどを読み込み製品知識を身につけますが、それが特に活きるのがお客様対応。たとえば立ち合い試験といって、ゼネコンなどのお客様が、適切な品質かチェックしにくるんです。その対応の際、様々な質問を受けます。専門的な質問にパッと答えられたときは自信になりますね。
活躍の場は全国、海外まで
東京鉄鋼は鉄筋以外の製品については他社に製造を委託していて、OEM先は国内外に30社程あります。国内なら北海道から沖縄まで、海外は韓国と中国。私はその管理業務を担当し、半期ごとに各OEM先を訪問して取り決め通りに製造が行われているかを確認しています。またOEM先とは、品質アップのための議題が出るとミーティングを重ねることも。強度データの統計的なヒストグラムを活用して、改善点を委託先にフィードバックしています。
就活生のみなさんへ
東京鉄鋼は自分の可能性が広がる職場だと思います。そもそも私は法学部出身。製品の実験・検査という理系の職場に飛び込んで6年になりますが、今では社外対応や会議での議事進行など、多くを任せてもらっています。とくにOEM先では委託企業の部長・役員・社長という、通常なら接する機会のなかった方ともお話をするので、とても勉強になります。前向きに挑戦したいという意欲さえあれば、学部学科を問わず挑戦できる職場です。