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Interview インタビュー

技術で再生へ
S.H 職種: 八戸工場 製造二課 炭化炉 低濃度PCB(現場業務) 入社: 2015年4月 出身: 八戸工業大学 工学部 機械情報技術学科

高度技術による無害化処理

製造二課炭化炉では低濃度PCBの焼却処理を行っています。低濃度PCBとは製造・輸入ともに禁止され、現在国内に存在するものも2027年までの処理が国で義務付けられている廃棄物。私たちは工場に届けられたトランスやコンデンサなどのPCB処理対象物から絶縁油を抽出し、炭化炉と呼ばれる巨大ボイラー設備内で焼却処理を行います。絶縁油を除いた廃棄物に関しては専用固定床炉で850度以上の熱で4時間以上焼却処理を実施。無害化した後、鉄及び非鉄類に分類し再生されます。

安全第一がミッション

私は東京鉄鋼で低濃度PCB処理事業が立ち上がった当初から携わっているのですが、大切なのはいかに安全に処理をするかということ。作業時は薄いゴム手袋をして、その上から革手、さらに耐油性のあるゴム手袋を2枚重ねます。またマスクとメガネとヘルメットを身につけ、防護服を着用。とにかく体内に取り入れないように意識しています。PCBは国際的に廃絶が進められている物質。地球環境のためにも欠かすことのできない役割だと思います。

30トンのコンデンサを解体

特に仕事が楽しいなぁと感じるのは、大型処理物を解体するときですね。基本的にPCB処理でやってくるトランスは200~300キロのテレビ台サイズが8割。でもたまに20トンのトランスや30トンのコンデンサといった大型もやってくるんです。セーバーソーという電動ノコギリを使い、少しずつ鉄の壁を切り落としながら分解していきます。私のグループは3人体制で仕事をしているのですが、みんなでなんとか大型処理物を解体して、処理が終わったときの達成感はたまらないですね。

就活生のみなさんへ

私の場合、工業系の大学だったので実習が多く、大学時代から機械はよくいじっていました。ですから機械に携わる仕事に就きたかったので、東京鉄鋼に入社して良かったと感じています。入社後はとにかく資格が増えました。個人的に資格の勉強もしましたが、実技メインの資格では先輩たちが機械の使い方を教えてくれますし、仕事を通して体で覚えることも多かったです。できることが増えていく面白さを感じられる職場だと思います。
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