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Interview インタビュー

技術の改善を続ける
K.S 職種: 八戸工場 製造一課 製鋼(スタッフ業務) 入社: 2017年4月 出身: 八戸工業大学 工学部 電気電子システム学科

日々求められる維持と改善

製造一課製鋼は、製造の2工程を担当しています。1つはスクラップと呼ばれる鉄くずを電気炉で溶かし、温度・成分を調整する「溶解」という工程。もう1つは溶けた鉄を鋳型に流し込み固めていく「連続鋳造」という工程です。そのなかで私の役割は、消耗品の発注や設備・重機修理の手配を行い、滞りなく操業するための環境を維持すること。また日々データを集計し、コスト削減や品質向上のための新たな方法を見つける取り組みを行っています。

電気炉でのコスト削減

電気炉で使用されている最大電圧は840ボルト。生産性向上の観点から、最大電圧で作業を続けていましたが、ある日トランスがスパークしてしまう事態に。そこで電圧を抑えて作業していたのですが、生産時間の延長や足りないエネルギーを補うための酸素や炭粉といった別のエネルギー費がかさんでしまう現状がありました。そこで最大電圧でも問題ないようトランス保護工事を実施。最大電圧を活かした送電パターンを試行し、無事エネルギー費のコスト削減ができました。

ヒラメキの瞬間が楽しい

新しいコスト削減や品質向上の案を出すことに、毎回かなり苦労しています。ただそのヒントは、現場の仲間との会話やメーカーとの打ち合わせ中に見つかることが多いです。ちょっとした雑談の中で「こういうこともできそうだ」という活路が見いだせたときは「あぁ楽しいな」と感じます。この仕事を一言で言い表すなら“尽きない改善”。1つ改善しても終わりではなく、次々と新たな改善を進めています。大変ですが、それだけ面白い部分です。

就活生のみなさんへ

私が東京鉄鋼に興味を持ったのは、小さな頃から身近に見ていた有名な橋や大きな病院、市役所や消防署など、地元の主要な建物に東京鉄鋼の鉄筋が使われていることを知ったのがきっかけです。街の土台を支える企業であることに魅力を感じ、また大学で学んだ電気の知識を活かせそうだと入社を決めました。入社してみると配属は電気関係の部署ではなく製造一課で意外でしたが、電気炉を扱うので学んだ知識は活きていると感じます。
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