技術を清く正しく
M.I
職種:
経理部 経理課 副長
入社:
2010年4月
出身:
法政大学 経営学部 市場経営学科
会社全体を俯瞰して
お金の動きを通して会社全体を知ることができるのが、経理の魅力。鉄筋の製造にいくらお金がかかっているのか、何に費用がかかっているのか、販売して利益はどれくらい出ているのか、どんな物件に製品が使われているのか。こうしたお金の動きで、各部署がどんな仕事をしているのか、会社で何が起きているのかわかります。「あの新しい競技場にも、うちの製品が使われているんだなぁ」なんて、デスクにいながらわかるんですよ。
鉄鋼業界ならではの経理
経理業務のなかで鉄鋼メーカー特有の業務だと感じるのは、工場に行く機会があることですね。決算のタイミングで、棚卸しのために鉄筋を数えに行くんです。帳簿通りに製品が過不足なくそろっているか確認する、大事な業務です。それから銀行の担当者へ事業を説明をするために、工場見学をしてもらうことがあり、そのご案内もしています。電気炉から出鋼するときの真っ赤に溶けた鉄鋼を見てもらうと、みなさん迫力に驚かれますね。
様々な人と関わりながら
清く正しい会計を行うためには、疑問が出たときの確認が欠かせません。各工場、各営業所にいる経理へ連絡をすることもあれば、工場の管理スタッフや各営業へ連絡をとることも。たとえば「この日だけ原材料の費用があがっていて…」と工場の方に連絡をとると、「あぁその日は単価の高い鉄スクラップを使っていて~」と、原因を教えてくれます。他には営業さんの経費精算など、いろんな部署と関わりながら経理業務を進めていきます。
就活生のみなさんへ
東京鉄鋼はホワイト。お金の流れを見ている私が言うんですから、間違いありません(笑)。無理のない働き方はもちろん、会社として「女性社員が働きやすい環境へ」という方針。私も産休育休を1年間取得し、「仕事のことは気にせず、私生活を大切にして」と、送り出してくれた周囲のサポートで、不安なく休み、復帰することができました。実は夫も東京鉄鋼の社員なのですが、定時であがって息子をお風呂に入れてくれています。