技術環境を守る
K.T
職種:
本社工場 保全課 課長代理
入社:
2009年4月
出身:
千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科
モノづくりの現場を守る
保全課が行うのは、主に工場内設備の予防保全、不具合の対応、設備更新・改造です。電気機器、工場内の屋根や天井、鉄筋を運ぶ天井クレーン…と、扱うものは多種多様。「電力」「設備」「クレーン設備」「営繕」と、4つの係に分かれ対応に当たっています。日々の点検はもちろん、改修工事の計画や資料作成、公共機関への申請なども私たちの仕事。私たちの日々の丁寧な仕事が、東京鉄鋼のモノづくりを支えているんです。
大きな責任を果たす
修繕や設備更新となると、工場の操業を止めた大規模な工事となることもあります。もし工事によって不具合が発生すれば、操業が再開できず生産がストップ。会社の利益はもちろん、納品先である建設現場にも影響が出るかもしれません。ですから、何事もないよう工事の準備を数年前から進め、不安の芽を摘み、計画を進めていきます。私も直近から数年後まで、常時10以上の案件を進めています。
取り組みぬいた達成感
最近私が担当した工事に、コンプレッサーの修繕・増設というものがあります。これは工場が稼働していない時間も常に動き続ける機械。工事で停止させるにあたり、停止させて影響の出る範囲、停止させる際に行わなければいけない処置など、設備係や製造部門と連携して確認。2年という月日をかけ計画を進め、何度も何度も間違いや抜け漏れはないか考え続けました。ですから工事後に問題なく操業が再開できたときは、本当にホッとしたし、他では味わえない達成感でしたね。
就活生のみなさんへ
就活当時は想像もしていませんでしたが、私も今では2児の父。やんちゃな3歳の息子と、可愛い1歳の娘がいます。息子が来年から幼稚園に入るので、幼稚園の説明会に行くため有給休暇を取得。東京鉄鋼の柔軟な風土による休みのとりやすさ、メーカーとしての安定性は、家族を大切にできる環境と感じています。ぜひ様々な角度から将来の自分を思い描いて、進路を決めてもらえたらと思います。